茨城県常陸大宮市の小学校で天体観測会のスタッフを務めました。
子どもたちの演奏会、ギター弾き語りライブでスタート。
岡村先生の星空教室。
さあ、いよいよ校庭に出て天体望遠鏡を・・・
あぁ!
曇り・・・
スマホで気象レーダーを確認。
全国曇り。
「みなさん!それでも校庭に行きますか~~!?」
ほぼ全員「行く~~~!!!」
「分かりました!奇跡を信じて校庭に行きましょう!」
厳しい天気です!
まずは隣の中学校の壁の照明を星に見立てて天体望遠鏡で見てもらいました。
「うわ!すごい!こんなに見えるの!」
天体望遠鏡を初めて覗く人にはニセモノの星でも感動なんです。
そして奇跡が・・・
小学生の女子が叫びました。
「土星が見える!!」
土星の方向だけ雲が切れました。
(この子、土星が分かるのか~!すごい!)
急いで天体望遠鏡を土星に向ける、
見えた!
あきらめて帰ってしまったご家族も多かったですが、
最後まで残ってくれた方たち全員に土星を見てもらうことができました。
あの子が教えてくれなかったら残念解散しているところでした。
スタッフも最後まであきらめない、それを小学生に教えてもらったのです。