「こそだての家」主催の森のイベントに参加してきました。
子ども社会塾は学校で教えないことを教える、といつも言っています。
しかし、すべてカバーできているわけではないのです。
この森のイベントには子ども社会塾で教え切れていないことの多くがありました。
ここに通っている子どもたちの主体性の高さは目を見張るものがあります。
子ども自身が自分で考え、自分で行動、表現します。
都会視点では危険と思われることもたくさんします。
ケガをしなければ、それはもはや危険ではないのです。
危険なことは「させない」のではなくて、「察知して避ける」もの。
でないと、いつまでも大人が指示しなければならなくなります。
避けられればそれは危険ではないのです。
本当の子育て、本当の成長って、自立ですよね。
大人の体裁やエゴで子どもの自立を奪ってはいないでしょうか?
そんな本末転倒な場面を都会ではよく目にします。
「ほら!危ないでしょ!」「も~、○○なんだから」と言って手を出してしまう。
それがどれだけ子どもの成長を奪っているか。
でもそれを大人に気付かせることは至難の業です。
「それで子どもに何かあったらどうするんですか!」
とヒステリックな金切り声が返ってくるだけです。
100才まで生きてお子さんを看取ってください、としか言えません・・・
この森では大人の体裁なんかより子どもの安全ファーストです。
だから子どもたちは自立するのです。
頼もしいです。
大人も安心できます。
全体が回っていくのを感じます。
イベントの最後に、ある子が私のところにやってきました。
なんだと思います?
なんと!
私をほめてくれたのです。
これには参りました~
あまりの出来事にリアクションにまごまごしてしまいました。
採用人事の立場で言わせていただきます。
「キミ、内定!」