横浜市立みなとみらい本町小学校を訪問してきました。
目的は、小正校長先生とお会いすることです。
赴任先の学校で様々な取り組みを実践されている民間出身の校長先生です。
小正先生とのお付き合いは10年近くになります。
横浜市立幸ヶ谷小学校でのロボットプログラミングの授業も小正先生が校長先生だったころのご縁で、今も続いています。
ここ数年お会いできていなかったのでいろいろ情報交換をさせていただきました。
やっぱり、自分の足で出向き、いろいろな立場の方のお話を伺うことで、
教育の世界の動きが見えてきます。
一番驚いたのは、この10年くらいで文科省の方針が大きく変わったというお話でした。
こういう授業をしなければならない、という縛りがどんどん緩和されており、
今は目的と履修時間さえ満たせば教科書を使わなくてもいい、というところまで緩和されているそうです。
つまり、学校の方針でいろんな教育方法が許されているとのことでした。
つくば市をはじめ、公立の小学校にオランダの教育を取り入れる動きが活発です。
文科省の縛りの中、どう実現するのだろう?
という疑問が一気に晴れました。
しかし・・・
多くの学校がやらないそうです。
これまで通りのことをしていたいという力がまだまだ強いのが現実だとか。
なるほど。
校長先生によって考え方がまったくバラバラなのは私もいろいろ交流していて分かります。
生徒たちにとっては「学校ガチャ」な時代なのかもしれません。