東京ビッグサイトの教育展に来ました。

東京ビッグサイトの教育展に来ました。

EDIX2022
最新のIT技術を駆使した教材の一大展示会です。
電子黒板、リモート授業、タブレット端末、プログラミング教材・・・
ふ~、お腹いっぱいです。
私はITエンジニアでありながら、教育者なので、どうしても両面から見てしまいます。
ここだからホンネを書きます。
「これ、やってどうするの?」
どうしてもそういう思いを持ってしまいます。
はい、何でもできるんですね、たくさん機能があるんですね?
では、学校の先生はそれをどうやって使いこなすのですか?
最終的な目的は子どもたちがいい教育を受けることです。
大人と大人が「いいですね~」って言ってる場合ではないのです。
子どもたちが主役なのです。
では私の視点で見た、これは「あり!」の製品をご紹介します。

ズバリ、これです。
チョークで書ける電子黒板。
しかもOHP付き(画像左端の手で引き出しているのがOHP!)。
これはいいです!
若手社員の方とつい話し込んでしまいました。
残念なのは日本製でないこと。
日本はこういう製品をもう作れなくなってしまったのです。
なんでもかんでもデジタル化すればいいってものではないのです。
必要最小限の不便なところ「だけ」をデジタル化すれば、
先生の負担は大幅に減ります。
すべてデジタル化してしまったら、先生は研修を受けて勉強して使いこなさなければなりません。
先生はそんなに暇ではないのです。
また、オールデジタルは事故が多発します。
電源が入らない、コンテンツを入れ忘れた、操作が分からなくなった、ネットに繋がらない・・・
授業が止まってしまいます。
この製品であれば、もし事故が起きても、黒板として使えます。
授業を止めずに済むのです。
電子黒板はパソコンそのものなので、
デジタルコンテンツも先生の技量に合わせて自由自在です。
こういう製品を日本はもう作れなくなってしまったのです・・・