つくば市総合教育会議を傍聴してきました。
元和歌山大学学長の山本先生の講演です。
山本先生の発言が痛烈というより痛快でした。 「学生たちは、18年間の教育のツケを背負って大学にやってくる」 なんてシンプルで的確な言葉でしょう。
和歌山大学は生涯に渡ってサポートすることを宣言しています。
小学校は卒業まで、中学校は高校入試まで、高校は大学入試まで、大学は卒業まで(就職すら自己責任)、みんな自分のテリトリーまでは責任を負うけど、それ以降は「関係ない」スタンス。
和歌山大学のスタンスはある意味、当然であると言えます。
教師を目指す学生は大人が嫌いだから子どもが好きと錯覚しているのではないか、 世界は教育の改革を進めているが、日本は「目指しましょう」で終わってる、 グローバル人材とは反逆的な人材のことなんだけど、従順なグローバル人材を作ろうとしている時点で矛盾している、
などなど、シンプルかつ的確なご指摘が次から次へと飛び出しました。